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5章:わだかまり (5/6)

ワタシは

「判ってくれればもう、いい…

もう、言わないから…ヒロ君が浮気していた事、こだわらないから…

ヒロ君、お願い…ワタシとやり直して…

前みたく、ワタシと付き合って!

一緒に暮らしてなんて言わないから

こうやって、ワタシと逢って!

お願いです!

やっぱり、ヒロ君が忘れられないの!」

と泣き叫ぶ。ヒロ君はまわりを気にしながら

「陽子、落ち着きなさい…

落ち着いて…」

とちょっと慌てながら言う。

ワタシも我にかえって回りを見ると

ロビーにいる何人かの外国人がワタシの方を見て何か言っている。

ヒロ君は

「とりあえず、出ようか…」

と言って伝票を取り上げる。

レジで支払いをするヒロ君に

「ワタシ、お化粧を直してくる…」

と断ってトイレに行く。

トイレで鏡を見ると

目が少しパンダになって

ファンデにも涙の跡がしっかりとついている…

ワタシはアイ周りはメイクを落としてもう一度、しっかりとメイクをし直して

ファンデもしっかりと塗り直していく。
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貧困になった(その5) ©著者:Yoko

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