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14章:4℃の指輪
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店に入って、アイくんと一緒に働いている同い年のレンくんと、
しばらくは落ち着いて話ができた。
2人っきりだと、多分無言だったはず。
30分くらいして、おばちゃん2人が来店。
近所に住む人で、アイくん達は、ありがとうっていう意味でさっきも、お店に行ったんだろう。
その人が居た。
ギャーギャー騒いで、レンくんが対応してた。
うるさいなぁーってアイくんを見ると、誕生日ケーキがでてきた。
えっ?
そして、そのおばちゃん達も拍手してくれて、さっきの嫌な気持ちも無くなってしまった。
おばちゃん達と、レンくんが話してる瞬間、アイくんが小さな紙袋をくれた。
「こっそりみて!」
私は、足元で開けてみると、
私が、大好きなブランドで、指輪だった。
この瞬間、私はアイくん以外見えなくなってしまった。
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歌舞伎町ホストに恋した五年半 ©著者:yoto
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