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9章:再び代表と
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「なんで、勝手に帰るの?」
えっ?少し怒ってる感じがする。
「あの、、、ナオと待ち合わせしてて。」
その言葉に怒った顔が、理由がわかって、笑顔に変わった。
「ナオと待ち合わせしてるの?今日は、ありがとね。嬉しかったよ。」
「あっ、うん。こちらこそどうもありがと。」
代表には、わがままを言えないというか、酔ってない私は顔色をみてしまう。
普通にサヨナラをしてナオのとこにいった。
ナオと居ても、代表の顔しか思い浮かばない。
「ねぇ?会うまでに、なにしてたの?」
元先輩の代表が、今日お店がオープンだと知っていた。
私は、隠すつもりはなかったが、
「家に居たよ。」
ナオは疑うように、
「そっかぁ。」
だけ言い、それ以上は、何も言わなかった。
私は代表を??好きなのかな。
そう思うと、ナオのクチャクチャ食べる音すら、嫌になってきた。
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歌舞伎町ホストに恋した五年半 ©著者:yoto
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