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3章:喉元過ぎれば熱さを忘れる。
地元駅から出ることもなく怯えて過ごしていた、、
のは、ほんの2.3日で
不思議なもので、あんな危険な状況になっても一人でどうにかできるんだ、出来たんだ私は、
と、謎の自信に変わっていった。
元々、気は弱いわけではないが
生まれ育った不運からいつも自分に自信がなかったように思う。
流されてばかりじゃなく、
自発的に生きよう、となんとなく思い始めた中学二年生。
近藤からかっさらったお金を元に
その頃流行っていた
ハイビスカスのワンピースや、厚底サンダルを買い、
(年がばれますね。笑)
100円均一で化粧品を揃えた。
そして、自分の中でのイケてる自分を作り上げ、部活から帰ってきては夜な夜な出かけた。
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横須賀ストーリー ©著者:YUI
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