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35章:#35 (1/4)

35章:#35


そして美希さんの演技は中盤にさしかかり、リンクの中央に倒れこみます。

暗黒の世界で地に伏せた少女が、器楽の音に救われて起き立つように、美希さんも天に手を伸ばして立ち上がります。

音に引き寄せられるかのように上体が計り知れなく伸びながら、体にエナジーを溜めるが如く縮こめます。

まるでリンクで重力を作りなしていると思うくらい、とめどなく心が惹き付けられます。

それでも手の使い方が柔らかで、スピンをしている時の指先から腕の使い方が凄くしなやか。

それに上体を前にかがめて、右足を高く上げるポーズが、なんかシンボリックで強く胸を打ちます。

これらの出来事が立て続けに起きて、私の全身は震えを通り越して、手を握って固まってしまいました。


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アクセル・ジャンプ ©著者:香澄怜良

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