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23章:民の為に
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残されたラファエラとミカエラは出ていった方を見たままだ。
「王子様方、あまり気にしないで下さい。ゆっくりと学べば良いんですからね。」
そうクラッドが諭すがラファエラは違った。
「お父様の言うことが正しい。僕達は黒の王子として生きていく運命なんだ。それは誰にも変えられない。逃げるのは何時でも出来た。でも、お父様とお母様を置いて逃げるなんて僕には出来ない。」
段々、黒の王子っぽくなってきたラファエラ。
ミカエラはその話を聞いて答える。
「ぼ、僕もまだまだ全然ダメだけど、お父様に褒められる王子で居たい!」
二人の心の内を聞いてクラッドは驚いた。
『なんてしっかりと見据えてるんでしょう。昔のノヴァール国王陛下を思い出しますね……。』
「王子様方、お気持ちはわかりました。今以上に勉学に励み、見て聞いて覚えなさい。黒の王子、黒の国王は国の支え。民の声を直接聞ける特別な存在です。それを心に刻み明日からも頑張って下さい。」
それを聞いた二人は想うことがあったのだろう、目を閉じた。
「クラッド僕達、頑張るね!今の話し、心に響いた。」
ゆっくり目を明け二人は顔を見合わる。
「では、お部屋にお戻り下さい。自習でも手を抜かずしっかりしてくださいね。」
王子二人を送り出し、一段落したクラッドは次の予定が入っていた。
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白と黒の王子 ©著者:ティピぃ
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