夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
22章:繁栄の国
(9/14)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
コンコンコン!
「ニーナ!私だよ。入っても良いかな?入るよ!」
扉を開けるとニーナは泣いていた。
乳母は赤ん坊の蘇生をしている。
「陛下、すみません。私はダメな母親です……。」
オルフェスとクラッドは二人して同じ事を考えた。
死産。
「ニーナ大丈夫だから。良く頑張ったね。ありがとう。だからもう泣かないで!」
オルフェスはニーナに駆け寄り優しい言葉をかける。
クラッドはまだ産声を上げない赤ん坊を乳母に変わり蘇生を始めた。
乳母も涙で顔がボロボロだ。
「ニーナ、私達にはアリシャールがいるじゃないか!君がしっかりしないでどうするんだ!」
厳しい様だけど何時までもクヨクヨしていられない。
オルフェスも仕事が待っている。
「陛下……。でも、どうしても……さっきまでお腹で元気に動き回って居たのに……。うっうぅ。」
またニーナは泣き出してしまった。
母親だから仕方無い。
オルフェスは自室へ戻ろうとクラッドに声をかけようとした時だった。
うっ……オギャーオギャ!!
元気な鳴き声が部屋中に響き渡った。
誰もが死産だと思った赤ん坊は見事、元気な産声を上げたのだ。
部屋に居た全員が悲しみから喜びに変わった。
クラッドが赤ん坊をニーナに手渡すと、今まで泣いていたニーナは笑顔に。
乳母は嬉し涙を流している。
ホッと一安心した四人だった。
<前へ
149 /166
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
白と黒の王子 ©著者:ティピぃ
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.