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8章:男の目的
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ドンドンドン!!
「ノヴァール王子、ご無事ですか!?お部屋に入りますよ。」
そう言うと、返事を待たずに扉を開ける。
ギィーーー。
「王子?いらっしゃいますか?只今、城内に兵士の服装をした怪しい者がおります。取り急ぎの伝達でしたので、お返事を待たずに……!?」
話しながら、部屋に居るはずのノヴァールを見付けようとキョロキョロとしていた。
壁に寄り掛かる人影、それは紛れもないノヴァールである。
「王子!!なんて事を……。痛いと思いますが、止血します。我慢して下さい。」
そう言うと、持っていたハンカチで血が流れる手を押さえる。
「怪しい者か。さっき会った。僕の部屋に来た。奴の目的は二人の女神とやらそうだ。」
話を聞いてクラッドは顔色を変えた。
「失礼ですが王子。侵入者に教えられたりしたのですか?」
クラッドの顔は見たこと無いぐらいの冷たい顔で聞く。
「そんなのわかってるだろ?僕が仮に知っていたとしても教えると思ってるのか?」
ふんっと言うようにすぐに答えた。
「わかりました。では、本日は失礼ながらオルフェス王子の部屋から近いお部屋に移って頂きます。」
!?
「なんだと?僕は兵士が近くにいるのが大嫌いなんだ。お前もわかってるくせに良く言う。何様のつもりだ!」
「王子!今もこの様にお怪我をされてしまいました。」
クラッドの手がノヴァールの傷付いた手を包み込んで話す。
「違う。あいつは僕に何もしていない。これは……自分で殴ったからだ。」
渋々っと言ったような顔で顔を反らせる。
「全く。あなた様みたいな王子は隣国にはいませんよ……。もっと自分を大事にしてください。」
すっと立ち上がり、後ろを向いて話した。きっと、恥ずかしいからだろうとノヴァールは思うことにした。
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白と黒の王子 ©著者:ティピぃ
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