ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

8章:男の目的 (2/10)

「取り急ぎ話があります。実は、城内に怪しい者がいるようです。その者は、兵士の服装をして紛れているとのこと。まだ目的もはっきりとしておりません。もしも……。もしもオルフェス王子に何かありましたら、私は……。」
そう顔を伏せ話すクラッドは、何事も無かった喜びと最悪の事を考えていた。

「私は何もないよ?大丈夫。心配してくれてありがとう。」
そう言いクラッドの方に向く。

「!?……。オルフェス王子、服を着て下さい!そのお姿を何者かに見られてはいけません!」
クラッドは自らの肩掛けを、せめてもっと言う形で被せた。

「クラッド。私は、私達の秘密を知るのは城の中でお父様とお前だけだな。こんな形になるぐらいなら、一層産まれてこなければ良かっ」
「止めてください!!王子と有ろう者がその様な言い方を。貴方は、オルフェス・リド・リッシェル王子でございます。」
床に膝をつけ、こちらに向かって言い放った。

29 /166

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

白と黒の王子 ©著者:ティピぃ

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.