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2章:‡矢菅の女‡ (2/61)

女人禁制の煌璃。

長男の意向で。

とにかく女の子はダメ!

責任が持てないから。

それに、いざとなれば女の子の方が稼げる。

だから、♂限定。

と凪が決めた。

煌璃発足当初のメンバーも、全員賛成。

私も賛成した。

だってね?

仮に赤ちゃんなんてなったら、私じゃ無理!

保育士の資格も看護師の資格もない!

赤ちゃんは大好きだし、子供は大好きだけど、好きってだけじゃダメ!

んで、男子限定。

でも、新潟県と群馬県の県境の部落から、加代を連れて来ちゃった。

その加代は今、お風呂中。

んで、凪が怒ってる。

『なんでこうなった?』

『だからね…………』

と、経緯を。

http://book.hostlove.com/author/420659/

をご覧戴けると有り難いのですが…………

加代は、その集落、矢菅の嫁。

主人が留置されて離婚を考え、実家に行った。

だが、実家は彼女を迎え入れなかった。

それで連れて来たのだが。

『俺は、女人禁制だと言った筈だ!

万が一の事態となったら、その責任はどうする!?』

仰せの通りで。

『長くて3ヶ月。

その間に、行く先を探す。

この際、風俗でも何でも』

と、零士が言った。

『あの女は、口の利き方を知らん。

挨拶も知らん。

どうやって調教するんだ?』

田舎の女の子。

一人称は《俺》

凪が、彼女を《君》って呼んだ、名前知らなかったから。

それだけで、真っ赤になって照れてた。

地元じゃ、お互いに《オメェ》だし。

私はずっと《年増》と呼ばれてる。

年上だからだとか?

名前は呼ばない。

名前で呼ぶのは、お偉いさんだけなんだって。

ずっとそんな環境で来た。

立場が上じゃなきゃ名前は呼ばない。

凪は何がってそれが一番気に入らなかった。
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†ふぁみりぃず† ©著者:Jude(ユダ)

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