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23章:選ぶのはあなたです (1/6)

23章:選ぶのはあなたです

あたしは、あの女の電話番号をLINEにのせた


「あなたが知りたい番号はこれです」

「フェアじゃないと思ったので。でも、もしまた繋がったらあたしは一緒にいないです」

「いい加減にしな。酔っ払ってんじゃないの?早く寝な」

「選ぶのはあなたです」


そして


次の日


何事もなかったように普通に話した


後悔は


無いわけじゃない


でも


会いたいと思うなら仕方ないと


それは1年前と同じ


離れるのはあたしでもよかった



辛いけど



会いたいと思っているなら


そのままの関係を続けるのは虚しい



そう思った。


そして



1日たって


送信取り消しをおした。



彼が彼女の電話番号を電話帳に入れたかどうかはわからない。



でも



また携帯を見ればわかる事だ



次に会った時


もし


あの女と繋がっていたなら



もう


終わりにしようと思った。


これっきり


もう


悩むこともない



好きな人もできるわけが無い



それで


いいと思った。

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彼の秘密と私の秘密☆2 ©著者:光

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