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21章:結婚しようという男 (1/6)

21章:結婚しようという男

CLUBで働いている時のお客さん


歳はあたしよりも5つも下だし


背もあたしと同じぐらいだし

顔も好きじゃない


話はまぁ


合うかな。


お酒も好きだし


何度か、あたしがお店を休んでる時に限ってこっちに


あ、


この人、仙台に住んでて、仕事で横浜に来ることが多い


だから、あたしはお店に呼ぶために仕方なく、食事だけ付き合ったり2回ほどした。


だけど、結局どっちの店も辞めちゃったから、いろんな違う店に連れて行って遊んだ


そのうちに、本当に好きになり結婚しようと言い出した


そもそも、お店で知り合った時、このままお互い誰も付き合っている人がいないなら、2年後に結婚しよう


なんて


冗談で言い合った。


あたしは、彼に気を使いながら

他に女が居ないかと気にしながら


付き合っていくことに


疲れたのかもしれない。



この男、名前はH


さほど嫌いではない。


だけど💧


飲むと、語り出す💧かなりウザイ


自分の仕事のこと

あたし達のこれからとか、自分の思いとか


語り出す


それさえなけりゃなー



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彼の秘密と私の秘密☆2 ©著者:光

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