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15章:感謝 (6/6)

家に帰りすぐ風呂場に走った

愛人とSEXをした後は丁寧に洗う
汚いモノを落とすかのように
必死洗った

綺麗になるはずないのにね?
そんな事わかっていても
好きな人に会う時程念入りに洗う

ドライヤーをかけ始めた頃には
既にバースデーの事で頭がいっぱいになった

どんなタワーだろう?
今日は何飲もうかな?
オリシャン持って帰ろうかな?
今日は何入れようかなー?

考えてる時間すら楽しかった

肩まである私の髪はミルクティー色、毎月メンテナンスして保ってきた
樹の好きな髪型、髪色…


髪の毛まで縛られる私は
ただの奴隷だな…

店に向かう間そんな事を考えながら歩いていた

声をかけられた

亜里沙「おーい舞ーー」

舞「亜里沙〜会うのは久々だなw」

亜里沙「舞、店行ってもすれ違いだもーん寂しかったよー」

舞「ってかあんた何してんの?」

亜里沙「今ハマってる担当の店行くの〜ww」

舞「マジかw舞もw」

亜里沙「樹くんあがるって聞いたけどマジ?」

舞「うん」

亜里沙「近々ご飯いこーよ
話し足りない!!!舞冷たいから」

舞「行こ行こ!!連絡するわ」

亜里沙「待ってるよー」




亜里沙と別れ、店に急いだ




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愛の形 ©著者:kap

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