ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

34章:北海道帰還 (9/12)

これから18時間の船旅に俺は、不安を感じていた。

蓮は、何度か乗ってるおっきな船に興奮しながら船室の小さな窓から、外を見ている。

蓮「とおちゃん海だ。全部海だ」

俺「うぅぅ」

蓮「とおちゃんどしたんだぁ」

俺「薬は、飲んだ!大丈夫な筈だ」

蓮「とおちゃんお船に乗るといつも静かになるなぁ」

俺「酔うからなぁ」

蓮「僕、お絵描きしよう」

俺「何描くんだ?」

蓮「お船さんだ」

俺「さんふらわぁ描くのか!よっしゃ気分転換にデッキに行くべ。蓮」

蓮「いいどぉ」

蓮は、スケッチブックとクレヨンを持ってデッキに出る。

背中には、青いランドセルを背負ってデッキの手摺りに掴まって、周りを見渡す。

俺「風が気持ちいいなやぁ」

誰も居ないと思い大声で話して身体全身を伸ばす。

蓮「とおちゃん、皆見てんど」

俺「居るんかい。俺は、人の目を気にしねえ。それより蓮、肩車してやるよ」

蓮「うん」

俺は、蓮を肩車してデッキに立つ。

蓮「高いどぉ」

俺「鳥さんみたいだべ。蓮、手を離して両手を広げてみ」

蓮「うわぁ」

俺「タイタニックだな」

蓮「風が寒いどぉ」

俺「中はいっか?なっ!」

蓮「うん」

俺達は、中に入って部屋のタオルと着替えを持って大浴場へと向かう。

俺「風呂出たら飯食うべな」

蓮「うん。ご飯なんだぁ?」

俺「レストランで食うか?たまには、豪勢に行くべよ」

蓮「おお!」

2人で大浴場で真っ裸になって、身体を洗う。

蓮「とおちゃん、背中洗ってやるどぉ」

俺「頼むぞ!我が息子よ」

蓮「ゴシゴシ!こうかぁ?」

俺「手ぬるい!もっと強くもっと激しくだ!」

蓮は、強く背中をゴシゴシと擦る。

蓮「これで良いかぁ?」

俺「最高!」

身体を洗い終えて、おっきな風呂に2人で入ると外の海を見ながら浸かっていた。

俺「いやぁ極楽極楽」

蓮「いい湯だな♪︎」

俺「あははん♪︎」

蓮「あはは(笑)とおちゃんすぐ歌うなぁ」

俺「ククク、それは、君じゃないのかね蓮君」

2人でお風呂で温まって大浴場を後にして、レストランへと向かった。

蓮「サッパリしたど」

俺「ほんとですなぁ!身も心も綺麗さっぱりですな」

レストランの前で俺達は、立ち止まった。
258 /643

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

ReN〈蓮〉 ©著者:ダディ

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.