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29章:カテーテル
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夕方頃に蓮は、目を覚ました。
蓮「とおちゃん」
絞り出す様な声で俺を呼ぶ蓮の声。
とおちゃんと呼ばれるだけで俺は、それだけで本当に安心した。
俺「蓮、頑張ったなぁ」
蓮「僕偉い?」
俺「うん蓮は、偉いぞぉ」
蓮「とおちゃん、喉渇いたど」
俺「ちょっと待ってろ看護士さんに聞いてみるからな」
看護士を呼んで蓮が目を覚ました事を伝え、喉が渇いている事を伝えた。
すぐに看護士さんは、お水を用意してくれた。
俺は、横になっている蓮の口にストローで水を飲ませた。
『ゴクゴク…』
勢い良く水を飲む蓮。
喉が渇いていたのであっという間に飲み干した。
蓮「もう帰れる?」
俺「ん?まだ動いちゃいけないから多分来週には、おいちゃんの家に戻れるよ」
蓮「うん」
俺「痛い所とか無いか?」
蓮「足が少し痛いど、でも大丈夫だど」
俺「そうか」
蓮「とおちゃん手だ」
俺「ああ」
俺は、蓮の手を握った。
頑張った我が子を何度も褒めてあげた。
俺「蓮は、頑張った。とおちゃんだったら怖くて泣いちまうぞ。偉いぞ蓮」
蓮「あはは」
息子は、生まれてからずっと頑張っている。
俺の子育ては、甘やかし過ぎと言われるかもしれないが俺は、蓮を褒めて褒めておもいッきり甘えさせてやりたいと思っている。
甘えさせてあげるのが親の役割なのだから。
それが、何も出来ない親父のたったひとつ息子に出来る事なのだから。
この子の小さな手を握る事が俺の大きな幸せなのだから。
カテーテル検査を無事に終えた
2019年2月28日の出来事。
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ReN〈蓮〉 ©著者:ダディ
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