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27章:僕のランドセル (7/9)

俺は、やたらと黒のランドセルに目が行く。

蓮「とおちゃん決まったどぉ」

俺「どれにしたんだ?」

蓮「これだ!」

蓮は、青いプーマのランドセルを俺に見せる。

ランドセルも作り始めたかプーマと俺は、ビックらこいていた。

兄貴「おぉカッコいいじゃねえか」

俺は、値段を見る。

俺「いや兄貴…これは、アカンわ」

兄貴「何が?」

俺「値段が…」

兄貴に値札を見せる。

兄貴「税込み6万か。安いな、1個でいいのか?蓮」

蓮「うん!」

兄貴「筆箱とか小物も一式全部買っちゃえよ」

俺「いやいや兄貴、それは、悪いからこっちで買うよ」

兄貴「黙れ、俺が買う。上履き入れも手提げ袋もハンカチも全て、俺が買う」

俺「…」

兄貴「ジャポニカ学習帳も全て6年間分俺が買う」

こうなったら、とことん買って貰おうと俺は、奈緒にラインを送る。

俺『無事着いたよ。兄貴が学校の物全部買ってくれるらしいから、必要な物ピックアップして、ラインで送れ』

暫くすると奈緒から返事が返ってくる。

奈緒『悪いからいいよ。勇ちゃんに任せるよ』

俺『了解した。俺がピックアップするわ』

俺は、スマホをポケットに入れて、買い物かごにガンガン入れていく。

俺「消しゴムといえば、まとまる君だろ」

兄貴「1個かよ小せえ男だな。箱ごと買えよ」

俺は、まとまる君の大人買いをする人間を初めて見た。

えんぴつも2B、B、HBと赤青えんぴつなど、全ての小物を箱で、購入していく兄貴。

兄貴「勇次、6年分だ。それで足りるのか?」

俺「分からねえ」

兄貴は、ガンガンかごに入れていく。

ここに来た新一年生は、空っぽの陳列棚を見たら、ビックリするだろうなと思いながら、兄貴の迷惑な大人買いは、続いた。
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ReN〈蓮〉 ©著者:ダディ

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