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20章:ダメージ
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病院に到着すると、待合室は、マスク姿の患者さんで溢れかえっていた。
問診票と体温計をお母さんに渡して、横に座った。
向かいに座る作業着姿の男が、俺を見る。
パンチパーマの髪型で、
M字の額、眉毛は、細くマスク姿の男は、何故か俺を見る。
その眼光は、鋭く中学の頃なら「どこ中だよ」と始まりそうな勢いだった。
お前本当に体調悪いのか?
そのマスクは、シンナーの吸いすぎで、歯が無いのを隠す為の物じゃないのか?
そんな出で立ちで、俺を睨むなと心の中で、思っていた。
母「はい。勇ちゃん」
俺は、お母さんから
問診票と体温計を預かって、受付に戻した。
お母さんの隣に戻って、静かに座っていた。
「ゴホッゴホッオエッ」
隣の患者が咳をする。
オエッて何だよ?
何も出すなよと祈っていた。
「ゴホッ!カアッ」
目の前のパンチも咳をする。
カアッてお前、痰は、今どこにあるんですか?
飲んだんですか?
口の中に貯めてるんですかと俺は、パンチを見ていた。
それに釣られ、回りの患者達も咳をしだす。
まるで、オーケストラの様な咳のハーモニー。
それを俺は、目を瞑って聞いていた。
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