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16章:平成最後の大晦日
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2018年12月31日月曜日
この日は、平成最後の
大晦日であり、俺達家族全員で、北海道で迎える初めての大晦日だった。
去年の今頃は、ガソスタとデリドラを辞めて、
北海道への引っ越しの準備をしていたなと、ここ北海道に来てもう1年かと、時が経つのは、早いなと、俺は、思っていた。
窓の外から見える雪景色を見る。
俺「今日も真っ白、異常無し」
たばこを持って、玄関に行くと若菜が居る。
若菜「奇遇だね。たばこかい?」
俺「…」
若菜「無視すんなし」
俺「お前いつ帰るの?」
若菜「5日に帰るよ」
俺「どんだけ居んだよ」
居間から奈緒がやって来る。
奈緒「また言い合いしてるの?仲良いね(笑)」
俺「ご冗談を(笑)」
奈緒「蓮、外に居るから呼んできて」
俺「ああ。たく寒くねえのかよ」
俺は、長靴を履いて外に出た。
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ReN〈蓮〉 ©著者:ダディ
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