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15章:家族の餅つき
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大根おろしやおかかを、まぶして俺は、食べていた。
若菜「砂糖醤油旨し。ねえこれ食べてみてよ」
俺「いやいい。温かい甘い食べ物が嫌いなんで大丈夫」
若菜「いや食べてって」
俺「だから、いらねえって」
若菜「糞ドライバー」
俺は、若菜の放った言葉にドキッとした。
奈緒は、言ったのか?
そんな不安がよぎったが元々、糞ドライバーと呼んでくるので、判断が出来なかった。
蓮「お餅が旨い♪旨いどぉ」
わが息子は、餅にのりを巻いて磯辺餅を、不思議な歌と共に、食べていた。
俺「餅つき楽しかったか?」
蓮「うん。楽しかったどぉ」
この一言の為に、朝から早起きして良かったなと俺は、思っていた。
遠い昔、亡くなった両親と祖母と兄貴で、餅つきをした過去の自分を思い出しながら、空を見た。
『これが俺の家族だ』
空を見て、家族に報告をした。
2018年12月29日の
出来事。
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ReN〈蓮〉 ©著者:ダディ
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