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15章:家族の餅つき (3/9)

近所の精米所に到着すると、30㌔の米を2袋降ろして、もち米に精米をする。

財布から100円を投入していく。

俺「ちっ!やっぱ600円掛かるわな」

蓮は、雪を空に投げている。

俺「どうした?」

蓮「お空は、高いなぁ」

俺「そうだな。飛行機でも乗らねえとお空には、行けねえな」

蓮「そだな」

俺「しかし重てえな」

蓮「頑張れとおちゃん」

俺「おうよ」

精米を終えた餅米を、車に積み込んで、近所の商店に寄った。

俺「たばこ買うべや」

蓮「とおちゃん、たばこ好きだな」

俺「珈琲とたばこがあれば、とおちゃんは、happyよ」

蓮「そかそか」

俺「蓮、お菓子1個だけ買ってやるから選びな」

蓮「うん」

蓮は、キャベツ太郎を
手に取り満面の笑みを
浮かべる。

俺「それでいいのか?」

蓮「これが旨いんだぁ」

俺「そうかい」

キャベツ太郎とヤクルトを蓮に買ってあげ、
俺は、マルボロと缶珈琲を購入した。

蓮「とおちゃん珈琲飲まねえのか?」

俺「たばことセットで飲むから旨いんだ」

蓮「ふ〜ん」

俺「さぁて、今日の晩飯は、何だべな」

蓮「お姉ちゃん来てるから御馳走かもね」

俺「お姉ちゃん?どんなお姉ちゃんだ、蓮」

蓮「お胸の大きなあのお姉ちゃんだよ」

俺「マジかよ」

来てんのかよと、俺は、思い、足取り重く家に帰宅した。
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ReN〈蓮〉 ©著者:ダディ

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