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12章:失った物
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自宅に到着すると、
弁当箱とビニール袋を
持って玄関の扉を開けた。
風呂場に行って、ズボンを洗剤で浸け置きにして暖かいシャワーで、糞で汚れた身体を清めた。
シャワーを浴びていると奈緒が扉を開く。
奈緒「あれ?珍しいね、こんな時間にシャワー浴びて」
俺「あとで大事な話がある」
奈緒「何?今話してよ」
俺「今?」
奈緒「うん」
俺は、愛する妻に
今日の出来事を簡潔に説明した。
俺「ここにズボンあるじゃん」
奈緒「うん」
俺「漏らしたんだよね」
奈緒「尿漏れ?」
俺「糞漏れ」
奈緒「尿じゃなくて糞?」
俺「ああ」
奈緒「笑えるんだけど」
俺「あははは(笑)」
奈緒「笑ってないで、しっかりしてよ。とおちゃん」
俺「あいよ」
俺は、この日糞を漏らした。
36歳のする糞は、とても臭くて、会社の人間は、鼻をつまんで臭がった。
次の日から俺の会社でのあだ名がテロリストやアルカイダと呼ばれる様になった。
俺は、会社での立場などどうでも良かった。
糞を漏らしたのは、事実であり恥じる事など、俺には、無かった。
俺は、最後まで戦ったのだから、悔いはない。
この日俺は、失ったものがある。
それは、威厳とかでは、無い。
この日失った物は、
しまむらで買った。
ガチャピンのボクサーパンツを失った。
ただ、それだけの事。
2018年12月10日の出来事。
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ReN〈蓮〉 ©著者:ダディ
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