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11章:息子からの誕生日プレゼント (4/5)

ケーキを食べていると、
奈緒からは、ティンバーランドのブーツをプレゼントされた。

奈緒「はい誕生日プレゼント」

俺「ありがとう」

北海道は、ブーツは、いくらあっても困らねえと実用的な物を貰ったと、喜んだ。

母「私からは、これ」

俺「えっ!お母さんも?」

俺は、何だろうと包みを開けると、中には、UNIQLOのヒートテックのももひきが入っていた。
間違いないと俺は、手にとって頷いていた。

俺「ありがとうございます」

母「大袈裟(笑)」

お母さんは、笑いながらイクラに手を出す。
そのイクラ俺、狙ってたのにと思ったが、心の奥底にとどめた。

婆「どぉれ婿さん」

俺「ん?何?婆ちゃん」

婆ちゃんは、ティッシュでくるんだ物を俺の手に渡してくる。

何だろうとティッシュの中を見ると、福沢諭吉が姿を現す。

俺「いいよ。婆ちゃんこれは、貰えねえわ」

婆「なぁに取っとげよ婿さん」

俺は、しょうがねえなと奈緒に渡す。

奈緒「勇ちゃんが貰ったんだから、取っときな」

俺「預かっといて」

奈緒「分かったよ」

俺は、奈緒にティッシュの包みを渡して、寿司を口に運んだ。

奈緒「ほら、蓮もとおちゃんに渡す物あるんでしょ?」

蓮「そうだった。とおちゃん待ってろ」

蓮は、部屋に何かを取りに行き、俺の前に再び戻った。
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ReN〈蓮〉 ©著者:ダディ

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