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7章:10月蓮君day (3/10)

親父としての気合いで、俺は、飛び起きた。

身体が重く感じ、眠気でくらくらする。

蓮「おぉとおちゃん起きたか」

俺「ああ!俺がこの日を忘れる訳ねえべ蓮」

そう言ってみたものの、完全にど忘れしていた。

何にも予定が、思い付かない。

俺「蓮どっか行きたい所あるか?」

蓮「ラーメン食べたいど」

俺「ほ〜うラーメンか」

なんて親孝行な息子なんだ、親父が寝不足で、
何にも思い付かないのを察してラーメンでOKなんて、俺は、蓮に頬擦りした。

蓮「ハハハ、とおちゃんくすぐったいど」

構わず頬擦りをしていた。

奈緒「何してるの?」

俺「頬擦り」

蓮「かあちゃん助けて」

奈緒「ほら蓮、嫌がってるでしょ」

俺「ならおまいさんが、身代わりになれや」

俺は、奈緒に頬擦りを、しまくった。

奈緒「くすぐったいから(笑)」

俺「良いじゃねえか夫婦なんだから」

すると俺の部屋の扉が、開く。

若菜「何やってんの朝っぱらから」

俺「おめえまだ居るのかよ」

若菜「居心地良くてね」

俺「なるほどね」

奈緒「ご飯にしよう」

俺達は、朝御飯を食べる為に、台所へ向かった。
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ReN〈蓮〉 ©著者:ダディ

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