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5章:ある日の我が家
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20分ほど走ると、運送会社の事務所が見えてくる。
タイムカードを押して、
免許証を読み取り機に、
セットする。
ストローをぶっ指して、
息をおもいっきり吐く。
俺「酒飲んでねえのに、エラーってなんだこれ」
野村「吐き方が悪い」
同僚の野村は、手本を見せる。
俺は、もう一度自分のストローでやると、やっとパスした。
GPSを取って、トラックに向かう。
10㌧トラックのエンジンを掛けて、GPSをセットする。
日報にスタートのメーター距離数を記入して、
物流センターに向けて、出発した。
物流センターに着くと、
今日の積み荷を、指示書で確認して、フォークリフトで積み込んでいく。
30分ほどで、積み終えて再び、トラックに乗る。
目的地へ向けて、俺は、トラックを走らせる。
広い道路の北海道は、
自然とアクセルを踏みたくなる。
「ビービー」
スピード超過のブザーが鳴る。
このトラックは、60㌔を越えるとブザーが鳴る。
本社にもその記録は、行くので正直めんどい。
高速に乗ると、高速モードのボタンを押す。
これで、80㌔までは、ブザーが鳴らない。
途中積み荷を下ろして、
もう一度物流センターで積み荷を詰め込んで、
昼飯の弁当を広げる。
汗だくになってるので、お茶が本当に旨く感じる。
最近、嫁さんの弁当を食べる時が、本当に幸せだなぁと思う様になっていた。
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ReN〈蓮〉 ©著者:ダディ
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