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5章:ある日の我が家
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助手席から、ちびっこギャングが降りてくる。
蓮「ただいまぁ」
婆「おかえり蓮ぐん」
蓮「婆ちゃん大根抜いだのか」
婆「んだ。芋もあるよ」
蓮「芋、食べたい」
婆「ならこっちゃ来ぉ。吹かしてやっがら」
蓮「芋♪芋♪お芋さん」
奇妙なダンスをしながら婆ちゃんと台所に、消える我が息子。
奈緒は、重い買い物袋を両手に抱えている。
俺「ほら寄越せ」
奈緒「Thank You」
俺は、買い物袋を冷蔵庫の前まで、運んで中身を冷蔵庫にしまっていく。
奈緒「すぐ寝るの?」
俺「少しね。晩飯になったら起こして」
俺は、そう言って自分の部屋に移動した。
布団に入り横になる。
あっという間に眠りにつく。
途中、気配がして目を覚ます。
蓮が、隣で寝息を立てて爆睡している。
時計を見ると午後7時になっている。
俺「蓮、起きろ」
蓮「ん…とおちゃん起きたのか」
俺「飯食うべ」
蓮「うん」
台所に行くと、肉詰めピーマンとハンバーグが、並んでいる。
俺は、大根をおろして、ハンバーグにぶっかけた。
ポン酢を掛けて、ご飯を2杯平らげて、食休みをしていた。
蓮「お風呂だ。とおちゃんかあちゃん」
俺「ああ」
奈緒「少ししたら、入ろう蓮」
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ReN〈蓮〉 ©著者:ダディ
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