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10章:登山 (1/2)

10章:登山

人は命を持ってから
死に向かって一生懸命に生きる

ただ、法律に従い
ただ、憲法に従う

ただ校則に縛られて

(皆やってるから)
(それが常識だから)

と、定型文の言い訳をいっぱい並べて

確かに便利な定型文は沢山ある

時には私だって使う


産まれて来て
死がゴールの頂上を目指す

ゴールが、死だというのに見ないふり

周りの景色が綺麗だと誤魔化し
現実を見ない

『頂上に行くにはこの道が
正しいですよ〜』と
法律で整備された道を通行料を払って登る

整備されている道すら
登る力が無い人は、皆が払った
その通行料金により救われる

『皆様のお金で救われた人が
沢山いますよ〜!
だから交通料金はしっかり払いましょう』と
聞かされながら

そうする事で
『私も、何かあった時は守られる』
そう思わせる為に

その道が整備されているのは何故?

(これは儲かる)と
沢山いる世の中の中二病を相手に商売を始めただけ

その交通料は安くはない

(何かあったら守ってあげる。
その為には
ちゃんと払わないとダメなんだよ。)

(頑張れば、この道には幸せがあるよ。頂上に近ければ近いほど
救われるよ)

お金を搾取する為、ユーザーを必死に洗脳

抜け道を使われない様に

『交通料高い!
使われ方も納得いかない!』

文句をいう奴は無視
実力もない
ただの中二病なんだから


その道のりが辛くて病むのは当たり前

ゴールは死なんだから

道の途中で、真っ暗な闇に迷っちゃった人

道を外れただけで
『ダメでしょ!皆ちゃんとやってるんだから!』と

批難を浴びせる人もいるだろう

常識にとらわれた中二病共が
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ホープレス〜なんだよそれ〜 ©著者:星乃屑

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