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1章:子供の頃 (1/2)

1章:子供の頃

大人になってから、周りや母親に聞かさせられた私の子供の頃のこと。

父親にはわりと大事に育てられた。

多分育てにくい子供だったのは間違いない。

それでも、父親からは愛情を貰ってたと思う。

休みの日には毎週どこかへ遊びに連れてってくれ、それなりの生活も出来てた。

母親はって言うと…車酔いするからって毎回居なかった。

居ないどころか、パチンコに行ってたりした。



私が赤ちゃんの頃、お腹に私がいて道端で転んだ母親はお腹で私が動いてるから、まぁ良いかって病院にも行かなかったって笑って話された。

いやいや、それでも普通は心配して病院に行くでしょって話しても、大丈夫だったでしょって言われるだけだった。

あんたは夜泣きが酷くって、お父さんに12時までは見て貰ったんだけど、夜中からが辛いって何度も言われて、ノイローゼになったから、病院に行ったって話されて、私はそんなに夜泣き酷かったのかって聞いたら、そうでもなかった。

何で私をつくって、産んだのか分からない…

私には本当なら何人か兄弟がいた。

避妊しなかった親は年齢とかもあって、下ろしてたりする。

兄弟がいたら、今の私を助けてくれたかなとかたまに、考えたりもする。

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毒親バンザイ‼ ©著者:中島 祈織

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