夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
13章:‡雨‡
(70/72)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
皆様は、順子さんの話が出るなんて、努々思わなかったらしい。
『んだども、あの順子はテルヨが勝手にこさえだ子だべな?
そんで、それに娘が居で、将也が引き取るっで言い出してこんになっでるんだ。
なぁ、井上さんよ?
アンダ等は涼しい顔しでるけんど、アンダ等の所がら嫁に来だテルヨがしだ事だべサ?
岡崎の血は引いてねぇんだに、ずっど知らん顔しでだべな?』
『んだ!
俺等は、アンダ等に何度も言ったべな?
将也は、岡崎に残すけんど、順子はそっぢの血しが引いてねぇんだがら、そっぢに引き取っでぐいろっでな?』
『そんだ!
テルヨは、体面ど兄貴の手前、随分順子を折檻し続けでだ。
バガな嫁逹は、テルヨと同じ気になっでだけんど、そいも、テルヨが本家の嫁だがんな?
調子合わしでの事だべ?』
『兄貴の気持ぢも、お袋の気持ぢも解っだがら、オメェ等に何が言うつもりもねがっだけんど。
御爺どいっづも話しでだんだ。
そんにするんが一番いいっで。
しだら、親父が井上に話しでぐいろっで事で、何度も話しだべサ?
何にとうとうそっぢは、放り投げだままだっだな?』
『そんで順子が産んだんだら、井上の子っちゅー事になるべ?
なんに、順子が死んだっで知らしだっで、家は関係ねぇっで顔も出さねぇで、親父ど兄貴が死んだらごれなんけ?
安田さんの手前け?』
安田氏は、地元の衆議院議員で、井上家のご近所。
周辺の皆様殆んどのお宅が、後援会に入ってて、さっき、告別式にも来てたらしい。
とても義理堅い方のようで、よく、アチコチのご葬儀に、自ら出向くそうだ。
生憎私は告別式に参列出来ず、お会いする事はなかたったが、道角で幾つか捨て看板を見たけど、如何にもエリートっぽい、若手議員だった。
これから、と言った感じの人物にとって、後援会との密な関係は、不可欠のようだ。
<前へ
632 /704
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
‡ふぁみりぃず‡ ©著者:Jude(ユダ)
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.