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13章:‡雨‡ (69/72)

岡崎家の皆様は、井上家の皆様とテルヨさんに、怪訝な顔を向けた。

やっぱり、怪しい。

その空気を察した将也君が

『俺は未んだ完全に岡崎から出たワケじゃねぇがら、今は、俺が本家の家長だ。

その権限で言わしで貰うが、岡崎の今後についでは、爺さんの兄弟のマキの御爺ど、親父の兄弟の伯父さん逹に委ねる。

ハッキリ言っで、お袋は血筋じゃねぇ。

岡崎は、岡崎の血筋が引き受げでぐれろ。

勿論婆ちゃんも、口出ししでぐれで構わねぇ。

伯父さん逹の親なんだがら。

けんど、お袋は一切口を出すな!

いっが?

岡崎の血筋が守っで来だモノだ。

お袋は俺の親だけんど、俺は何れ完全に岡崎を出るつもりだ。

こんな時に言う事じゃねぇけんど、俺の妹に対して、飛んでもねぇ事をしで来でぐれだんだがらな?

俺はオメェを許さねぇ!

ハッキリ言っで、お袋を助長さしでぐれだ、伯母さん逹もだ。

順子を庇っでだんは、御爺だげだ。

だども、岡崎のモンは岡崎のモンだがら、今言っだ者に委ねるがら。

それ以外の者は、一切口出しをしちゃなんねぇ。

掟の綴りの始めに

{本家の家長は絶対}

だど有る。

今話しだ血筋の者ど、婆ちゃんだげでやっでぐいろ!

本家の家長どしでの俺の言い分は、それだげだ』

将也君は、凄い!

ただ漠然とそう思った。

『器が違ぇな』

と、田中君が呟く。

『将也は高校ん時がら、本当のリーダーだっだ』

と、尾内君も。

僅か3年間の高校生活で、生徒会長を2期も勤めたらしい。
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‡ふぁみりぃず‡ ©著者:Jude(ユダ)

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