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12章:†生き霊†
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何ぞ怒ってはんのんか?
ただ、聞こえんかっただけなんか?
『せやから、自主しはるんやろ?
ワイは、そない大袈裟には考えとらんのやケド?
気にせんかてええやん?
喧嘩は両成敗や。
せやけど、怪我しはったんはケンジはんやから、治療費は払わして貰うわ』
そない言うたら、ミツグはんが穿いとったカーゴのポケットに手を当てはって、ナイフを取り出した。
なんや、エライ面倒な所に隠してはんのやな?
ホンマの喧嘩やったら、そんなん取り出してる内に、ボコボコや。
もう、怪我人は出しとうないねんケド?
『なぁ?
なんで怒ってはんのや?』
『ッルセー!』
『さいか?
なら、好きにしたら宜し』
その時、診療所の入り口が開いて、将也と2人の姉ちゃんが出て来はった。
姉ちゃん等をよう見ると、同じ顔してはる。
いや、よう見んかておんなじや。
体型も髪型も、まんまソックリやん。
《何しでるんだべ!?》
あ、ハモりよった!
『ミツグ!オメェもけ!?』
将也が、ミツグはんのナイフに気付いた。
『ッルセー!
オメェは矢菅のモンより、足利のモンを味方するんけ!?』
アホかいな?
ミツグはんがワイから目を逸らしはった。
取り上げようか迷っとったら、赤いランプが近付いて来て、ワイ等の傍で停まった。
ミツグはんが、構えてたナイフを慌てて元のポケットに仕舞いはろうとしてたんを、警察官は見逃さんかった。
『それを渡せ!』
と、厳しい口調で言わはる。
もう1人来て
『怪我はねぇけ?』
と、ワイを見はる。
『未だ、何もしとらんさかい、大丈夫ですわ!』
『関西人か?』
『元々わな?
せやけど、今は足利や』
細こうに聴かれるんも面倒やったから、免許を出して渡した。
『イガラシ………?』
と口籠りはる。
『アスカ言いまんねん』
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