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9章:‡怪しい影‡
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結局私は、鰻と騙され蛇を喰った話をする羽目になった。
開き直ったので、生き血の話もした。
が、いよいよ、お喋り飛鳥が黙り込んだので、打ち切った。
その時、電話が鳴った。
何故かとてもけたたましく感じた。
飛鳥も、そうだったようで、思わず耳に手を当ててる。
零士が立ち上がって、電話を取った。
『はい、煌璃です』
そう言った零士が、とても険しい表情になり、返事も忘れて受話器を耳に押し当てる。
『何時気付いた?』
『……………じゃ、もう来てるんだな?
…………………ああ、未だ居る。
今飯食ってる。
そっちはどんな様子だ?
…………じゃ、その話しは、通用したのか?
そっか?
兄さん達は?
…………ああ、勿論だ、此処に居る。
大丈夫だ、有弥も帰ってるから。
幹耶、お前ポケベル持ち歩いてくれ!
他誰が持ってる?……………
ああ、解った、番号は?………
此処の番号を、ちゃんと告げとけ。
ああ、俺のを稼働させる。
メッセージでもいいから。
じゃ、もう来るんだな?
解った!
連絡待ってる』
零士が電話を切った。
意味も解せないまま、空気が凍って行く。
零士は無言でロウボードから、自分のポケベルを取り出した。
『兄貴、どないした?』
『……………』
零士が、冷たい流し目を、飛鳥に送った。
飛鳥が、物の怪のように無表情になって、その気配を変えた。
お猿は、その空気を感じ取りながら、止めてた動作を再開させた。
将也君が、何かを問うように、私達に厳しい視線をゆっくり移動させると、篠部氏達の所で、瞬きも忘れたかのように、凝視した。
間もなく、インターフォンが鳴った。
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