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26章:彼女は黒ギャル
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ミキ「何したの?泥棒?痴漢?」
俺「傷害で4ヶ月」
ミキ「そっか色々あったんだね」
俺「ミキの秘密になってなくない」
ミキ「だってフィリピンって言うと皆、変な印象なんだもん、フィリピーナとか呼んでくるし」
俺「ツユダクみたいな感じで、言いたいだけじゃん」
ミキ「そうかな」
そんな事を、延々と話をしていると兄貴達が、帰ってきた。
兄「勇次、誰か来てんのか?」
ミキ「どうも初めまして伊東ミキです」
兄「お〜い有紀、勇次が女連れ込んでるぞ」
有紀「どうも初めまして、有紀です、勇ちゃんの姉みたいなもんです」
そんな自己紹介合戦が、終わり皆で、晩御飯を食べた。
兄「送ってってやれよ」
俺「分かってるよ」
自転車に乗り彼女を、
彼女の家へと送る為、
ペダルを漕ぐ。
ミキは、肩を2回叩く
俺は、振り向くと、
頬っぺたに人差し指が、
刺さる。
それを見て笑うミキ。
信号で止まると、
また肩を2回叩く
俺は、また振り向くと、
今度は、目の前に
彼女の顔がある。
そして、彼女は、
俺にキスをした。
初めての彼女ミキとの、
始まりを告げる合図の様に、俺達はキスをした。
初めて彼女が出来た。
高校1年のある日の出来事。
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wild flower ©著者:ダディ
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