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7章:13歳のアルバイト (3/8)

俺は、夏休みに入っていたが部活には、身が入らないので電話で退部を告げた。

おとんとおかんの遺影を見て俺は、決めた。

『働こう』

求人広告に電話をして年齢を言うとすぐに電話を切られた。

思い出したかの様におとんの知り合いの左官屋の親方に頭を下げて、朝7時から夕方5時まで雇ってもらった。
見習いだからと1日5000円それでも嬉しかった。

そして、もうひとつアルバイトの面接に行った。

家の近くのラブホテルだった。
年齢を偽り面接にこぎ着けた。

店「若く見えるね」

俺「良く言われるんですよ」

その後世間話をしていると

店「いつから来れる?」

俺「いつでも行けます」

心の中でオッシャーと
ガッツポーズをした。

店「あっ!そうだ身分証ある?」

心の中でオワターとムンクの叫びの様な心境でいた。

俺「あります…」

仕方なく見せる店長が驚いていると何処かで見た事あるおばちゃんが、出勤してきた。

「んっ?勇次君か?」

俺「どうも」

二軒先に住む田中のおばちゃんだった。

田中「何してるん?まだ中学生やろ、あんた」

俺「金貯めたくて」

店「いやいや俺が捕まっちゃうよ、どうせゲームでも欲しいんだろ?」

俺「違います」

店「親に買ってもらえ」

俺「いません」

田中のおばちゃんが、家の事情をオーナーに話している。

店「何でお金が必要なんだ生活費か?」

俺「それもありますが、田中のおばちゃんの前では、言えません」

田中のおばちゃんは、仕事に行った。

俺は、オーナーに働きたい理由を話した。

俺「兄貴には、建築士になりたいという夢があります。その為には、大学進学は、必須です。その資金作りです」

俺には、兄貴みたいに語れる夢も何もなかった。
夢を持つ兄貴が羨ましかったし、親の死で諦めて後悔して欲しくなかった。
何よりそれによって、おとんとおかんを恨んで欲しくなかった。

両親亡き後、俺の事を守って頑張ってる兄貴を応援したかった。
序でに小遣いも欲しかった。

店「分かった雇ってやる。でも条件がある」

俺「何でしょう」
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wild flower ©著者:ダディ

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