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6章:おとんの最期
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警察署に叔母と来ていた。
葬儀屋は、叔父が入った棺を叔父の自宅へ向けて走り出した。
俺「すいません、ここでなく俺の家の方に運んでください」
そして俺の家に着いた。
兄「勇次、ごめんな俺が行くべきだった」
俺「兄貴、叔父ちゃんも一緒におとんと出してくんねえか」
兄「分かってるよ」
叔父は独身であった為、見送る人は俺達しか居ない。
そしておとんの死を、倒れてから1ヶ月も独りで考えていた。
叔父の孤独を気付いてあげれなかった。
そして自殺という道を選んでしまった。
兄を思い慕って、命まで絶ってしまった。
その叔父をひとりぼっちで逝かせる事は、出来なかった。
おとんと叔父の棺が並ぶその光景が何とも言えない程悲しかった。
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