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堀ノ内との会談があってから何の情報も秀明には入ってはないし、カズさんに聞いても、
『おやっさんと若頭が常に考え動いている。大丈夫だ。信じろ。』
その言葉を信じる以外ない。
何かしたくても出来ることはない。
投票日が数日後にまで迫り、緊張感が一人高まっていた時、親父は若頭と補佐二人、カズとノリ、秀明を自宅のリビングに集めた。
『お前ら最悪の事態は考えるか?』
考えても考えられない。
『若頭と常に対策を検討し、周りにいる身内にも思いを伝えた。後はどうかるか信じるだけだ。』
織田組の発展は若頭が親父と盃を交わしてから急速に拡大した。
親父が刑務所で務めていた頃に出会い、若頭は器が大きく、了見の広い親父に惚れた。
ズルイことはせず、極道ながら紳士に対応する親父を総長にと考え行動していた。
その行動とは、堀ノ内二次団体の組長を一人でもこちら側に取り込むこと。
恐怖制裁を引く堀ノ内。各組長もその堀ノ内に惚れ、盃を交わしているが、一票でも入るよう接触を間接ながらもしていた。
織田組の執行部にいる組長達は心配がない。全員が親父にも若頭にも尊敬している。
三木組も親父からの願いもあり、投票一致の結束もより高めたと聞いている。
『明後日の投票後の話しだ。俺は総長になれなかった場合、組を割る覚悟をしている。』
口には出せなかったが全員その思いだ。
『組を割るというのは道理に反した行動を取ることになり、俺はこの世界のはみ出し者になりうる。』
真剣な表情から親父は一変し笑顔になり、
『大丈夫だろう。そうならないために今まで生きてきた。俺を信じろ。』
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