Cのお店には私とオーナーの彼女のみ

オーナーの彼女に軽く挨拶だけをし、座っていた

話の内容はだいたい予想が付く

オーナーが席に着き話始める

『なーi。戻って来ない？』

やっぱりだ

オーナーは決して顔が良い方ではない

聞くと、１人になって貯金を切り崩さなきゃやって行けない状況らしい

Cを辞める時にそうなる予想は付いていた

何故なら、私はオーナーへの恩で働いていたが、イケメンがいない、オーナーの事が嫌い、と言う評判が回っていたのを知っていたからである

オーナー自身も知ってはいたが『だから何？』的なスタンスをとっていた

そのまま戻ってもよかったが、状況は変わらないと思い、生意気にも条件を出した