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4章:Wワーク
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離婚して半年俺は、隣の県に引っ越していた。
俺は、引っ越し先の近くのガソリンスタンドで、夜勤専属の正社員として勤務している。
夜勤の監視モニターは、本当に楽だお客が来なければ、殆ど寝ていた。
正直離婚して以来蓮には、会っていない。
養育費だけは、毎月欠かさず五万円振り込んでいる。
元嫁からしたら微々たる物であろうが、今の俺からしたら大金だ。
親父殿の会社に居たときの半分の収入でやらなければならない。
正直貧乏で、何も出来ないと考えWワークをする事にした。
何がいいか悩んでいた。
コンビニ?ラブホの清掃、代行などWワークの定番も考えたが、中々求人に出ていなかった。
そんなある日、友人亮と呑んでいた。
俺「なんかWワークでいいやつ無いかなぁ」
亮「デリドラは?」
俺「何それ?」
亮「デリバリーヘルスのドライバーだよ」
正直風俗自体、行った事なかった俺には、さっぱり分からなかったし、元嫁との事以来女性恐怖症な部分もあり、女の世界は、ちょっと嫌やなと思っていた。
亮は、地元の風俗サイトのドライバーの求人広告を見せてきた。
週1〜OK
1日3時間〜フル
日払い制度あり
この日払いに惹かれた。
生活費と少しでも貯金出来るのでは、と思いやってみようと覚悟を決めた。
となったら善は急げで電話や
俺「もしもーし」
?「お電話ありがとうございますF店でございます」
俺「求人観たんですけど、募集してますか?」
?「私山本と言います、勿論募集してますよ」
山本「内勤とドライバーどちら希望ですか?」
俺「ドライバーです。申し遅れましたが川田と申します」
山本「明日の午後2時川田さん面接どうでしょうか?」
俺「大丈夫ですお願いします」
山本「それでは、明日の午後2時に○○町のサイゼでお待ちしております」
俺は、電話を切った。
意外にも物腰の柔らかい感じで、声のトーンも優しそうな感じだった。
やらかしてしまった呑みすぎて寝坊、風俗店Fに電話するが出ない。
20分遅れで待ち合わせのサイゼに到着した。
すると電話がなる。
「ごめんね〜待ってるよね〜ドライバー居ないから受付と送迎でてんてこ舞い!今から向かうね〜」
昨日の電話の人とは、違うみたいだ!
そして現れたのは、醤油顔のイケメンだった。
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