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23章:お水系熟女の咥える街角 (1/7)

23章:お水系熟女の咥える街角

白々と青空を霞めた薄雲に覗く太陽。

降り注ぐ日差しは控えめでも、ジリジリと肩を焼かれれば首筋も汗ばむ梅雨入り前の初夏。

カラッとした暑さに、雲も重たくなく、雨の気配はなさそうだ。

抜けるような青空は望めないものの、こういった不快指数も弱めな陽気がかえって観光意欲を強める。

夕方からの出勤である彼女の予約時間まで大幅な開きを持て余した俺は、暇つぶしに熱田神宮を訪れた。

都会の喧騒を遮断するかのように広大に佇む境内の木立は新緑輝いて厳かに息づき、揺れそよぐ木の葉の隙間から吹き入る穏やかな風に、体内が神秘的な自然のエネルギーに充満される。

ひとまず本殿を参拝してから分社も訪れ、境内の自然やひとつひとつの史跡まで、噛み締めるようにそぞろ歩いているうちにあっと言う間に時間は過ぎた。

今宵彼女と遊ぶのは二回目だ。

錦にある某優良店の看板娘、Sさんである。

妖艶な香りがキツすぎて、お互いに沈黙しているとちょっと怖いくらいだったけど、割と物腰の柔らかい嬢で、プレイ内容はインパクトに欠けてももう一度会いたいと匂わせる芳醇な美貌を誇っていた。

入店して受付を終えたらすぐに案内された。

プレイルームは同じ雑居ビルの五階で、イラつくほどにゆっくりと上昇していくエレベーターを降りると、そのすぐ端に指定された部屋番号の一室があった。

夜のネオンや喧騒が信じられないほどにひっそりとひしめき合った、歓楽街の雑居ビルの集合体が見渡せる。

一度外気に触れるあたり、ちょっとしたホテヘルみたいな気分だ。

チャイムを鳴らすとすぐに彼女がドアを開けて愛想良く対応してくれた。

茶髪のさらさらとしたロングヘアに目鼻立ちも華やかな瓜実顔の端正な顔立ち。

化粧のノリがやや厚いせいか、スナックのママかチーママ然とした風貌は柔和な笑顔も板についていて、夜に生きるオンナの昼間のプライベート姿そのものだ。

蠱惑を醸し出す切れ長のシャープな眼は、今一度見ると以外にパッチリしていて、派手な顔立ちながらもしっとりとしたその笑顔には花が咲いたような色香があった。

入室すれば、通常の箱ヘルのプレイルームよろしくパーテーションに仕切られたシャワールームを脇にダブルベットがぽつんとあるだけのシンプルな空間。

早速ベッドに腰掛けると、傍らで準備を進める彼女が気さくに言葉を投げかけてくれる。
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俺のオキニレポート ©著者:ベル

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