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52章:10月14日
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52章:10月14日
夜中、イチゴの携帯アラームが鳴った。
イチゴは、起きない。
昼間、寝過ぎて遅くまで寝れなかったみたいだから、おにぎりくらい握ってやるか。
母とイチゴの分のおにぎりを握った後、二人を起こす。
「姉ちゃん、ありがとう。助かるわ。」
二人は急いで仕度を済ませ、そう言って出掛けて行った。
いいなぁ、私もキノコ採り、行きたいな。
体力も無くなった今、私が行ったら迷惑なだけ。
来年は行けるかな?
行ける様に、頑張ろう!
イチゴ達が行った後、スカパーの録画番組を観ていたら、マーコが起きて、
「遊ぶニャ!」
私の腕を甘噛み。
私「マーコ、今日も一緒にお留守番してね。」
「ニャー!」
意味、解ってるのかな?
返事をしてくれた。
マーコ、賢い子だから、解ってるのかも?
TVを観ながら、寝てしまったらしい。
早朝、クルミが起きて来た物音で目が覚めた。
クルミがこんなに早く起きるなんて、珍しい。
どうやら、彼氏のWの所に行くらしい。
W、ベーコンと違い常識もあるし、悪い事は悪いって言ってくれるから、ありがたい。
何より、ベーコンとクルミを引き離してくれただけで上出来!
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