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16章:16殺「俺のモノ」
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渚憂は、静かに頷く。
「彰仁や俺らはただ、颯に触れただけで殺人能力者になった。つまり、俺らは颯が殺人能力者にならせたのは意味があるんじゃないか?って思って。彰仁は殺人能力を甘く見てる。リミットはないから好きなように殺人能力者の力を使ってる。あいつの本性を聞いたときからどうやって俺らは付き合うか。」
そこまで渚憂が言ったら、理王はこう言った。
「彰仁の様子は見るとして、尖ちゃんが心配だ。尖ちゃんを救出しないと彰仁のことだから何か仕出かすかもしれない。だから、尖ちゃんを助けよう。」
と理王は二人に提案した。
「確かに尖ちゃんが心配だ。まず、尖ちゃんは夜の仕事から帰ったばかりだから明日サテンに行ってお茶でも飲んで話すか。いいか?理王、未叉樹。俺らは低確率の可能性でも颯良と颯の帰りを待つようにしよう。」
と渚憂は二人に言って、二人は頷いた。
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殺人ゲームU ©著者:霞夜穢月
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