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8章:8殺「結城」
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この銃は、ショットガンのようなもので栗山の両腕を破裂させた。
「く・・・次から次に私の邪魔をするとは・・・!!」
と栗山は痛みに苦しんでいる模様。
しかし、結城は最後の力を振り絞り、思いっきり腹部を銃で狙い栗山の腹部は破裂してそのまま死んだ。
「はぁ……はぁ……疲れた」
と言い、結城も倒れた。口からは血が溢れ出し、全身に痛みが疼く。
未叉樹は泣きながらこう言った。
「結城・・・、なんで おれを助けたんですか?おれ・・・、おれ・・・」
未叉樹は、大声で泣き出した。結城は、ニッコリと笑って未叉樹に言った。
「らしくねぇな・・・、それで炎風の理王の後輩かよ。元ヤンでもパンピー(一般人の意)と同じように感情あるんだな・・・。彰仁にいずれ会う予定だったが、もう・・・俺は役目を果たした・・・。来世があるなら・・・まともな・・・道を・・・生き・・・た・・・い」
そう言って結城は静かに目を閉じて眠った────。
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殺人ゲームU ©著者:霞夜穢月
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