ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

35章:嘘でしょ? (1/5)

35章:嘘でしょ?

去年の誕生日

どこで食べたのかもなんだか思い出せない。ホテルに帰って、手作りのチーズケーキを食べたのは覚えてる。


きっと彼も覚えてないだろう。



だから


今回は忘れないように


横浜でも指折りの料亭を用意した



「こんなとこ、お前よく知ってたな。」


そこは大臣クラスもお忍びで来るような所だったから


まーお金かかっちゃうけど1年に1回くらい…


そう思っていた。


旅館のように広い座敷は天井が高く庭園が見える部屋だった。


去年の誕生日、どこで撮ったかは知らないけど、あの女とどこかへ行ったらしく、座敷にすわる彼の写真があった。


彼の後ろに、小さな文字

「お誕生日おめでとうございます」


そう


書いてあった。


だから、あたしは



そこには絶対負けないくらいの高級店を用意した。

215 /232

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

彼の秘密と私の秘密 ©著者:光

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.