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1章:泣いてばかりの私 (2/3)

(2018/07/05 12:10:01)

夜、CLUBに行き始めてから今度の土曜日で2週間


だいぶ、キャストとして動けるようになってきた。

お店で使うライター。


信行にあげた黒のスワロフスキーと、オーロラに光るあたしのイニシャルがはいったライター。


オーロラのライターにはチャームが着いていたのに、彼に


1度貸してと嘘ついて、返してもらったら、チャームがなかった。


彼は無くしたと言っていたけど、自分で取らないと取れない。


きっと、どこぞのキャバクラの女にでもあげたんだよ。


そう思ったら、返したくなくて、返さないで自分で使っている。


なんとなく、来てくれそうなお客も掴みながら、


あたしは、このCLUBを紹介してくれたRちゃんの彼氏の社長に口説かれた。


物凄いアピール(笑)耳元で好きだよ!お前に出会えてよかったと。


だけど、これだけの男だ。遊びに決まってる。


あたしも遊びだ。でも、BLACKCARD!これには引かれるね


でも、この人もRちゃんの指名になってる。この業界、指名を変えることが出来ない。


昨日も、他の女の子のご指名があたしを気に入ってくれた、



でも、この店にいる限り、あたしの指名にはならない。


(v_v`)ハァ……。めんどくさい。


信行を超える男がいない。

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彼の秘密と私の秘密 ©著者:光

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