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5章:約束のサプライズ (3/15)





仕事上がり、Yujinにする。





『落ち着いた!?』


Yujin『少しは…。

仕事終わりましたか?』





『一応上がってしてる。私ね…』


Yujin『話は会ってからしたいです。』




待ち合わせをした。




Yujinはグラサンかけて、キャップかぶって、軽装だったのに。
目立つYujinを見る通行人たち。





Yujin『麻衣さん




駆け寄るなり熱烈なハグに顔を包み込む手…




私『ちょ、ちょっと待って!!』



Yujin『嬉しくて!!』




肩を抱き抱えて歩くのは韓国人のスタイルなのか?と思うくらい、テヒもYujinもそうする。

とにかく目立つから結局Yujinが泊まるホテルに直行した。





私『あのね』


Yujin『ちょっと待って。
やっと麻衣さんに会えたんだから、話はもう少しあと…』




駅で出来なかった続き、と言わんばかりにまた両手で顔を包み込まれてキスをされた。





私『待って、待って

私、Yujinとはもうこういう事出来ないの。』




静かに突き放した時、トップスからネックレスが出た。





Yujin『それ…』



私『そう。
旅行最終日はテヒとランチしたの。
再会するまで預かって、って言われたネックレス…

今はペアでつけてるの。』



Yujin『なんでテヒと?
私は何がダメだった?

あんなに強く愛しあったのに…。』




私『あなたの事は頭から離れなかったよ。

こないだテヒが仕事で来日して、会ったの。
たった3日間だったけど、短時間で彼は私を自分色に染めた。

行動力かな…。』






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国際結婚 ©著者:愛希

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