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3章:いくつものタブー (21/21)






松原『人の女、ましてやタカヤの女に手、出すなんてあり得ない…。

お互い、秘密が出来たな。
だけどたぶん
お前が誰よりも魅力的に見えたんだろうな。』



私『複雑ー(笑)

一瞬私、我に返ったんです。でもなんだかいーや、って。
松原さんがモテてたの、わかった気がしました



松原『それまでわからなかったのかよー。』


私『だって、独身だから。』



松原『俺は結婚しない方が良いんだよ。性格的に。

一生貴族でいるさ。』





また数秒沈黙した。




我に返ってるはずなのに
顔がお互いに近づき、まったりしたキスをした。
松原は私の後頭部に手を添えて…。

そのままゆっくり寝かされて、しっかり抱かれた。
酔った勢いじゃなく。
しっかり見つめあって。





一息つくと、松原はアイコスを吸った。





松原『良かった…

感想なんて言うもんじゃないけど。』



松原の腕枕はドラムやるだけあって、筋肉質だった。





軽くシャワーを浴びて
帰り際、外人みたいに別れのキスをした。





松原『秘密、な。』


私『ハイ…

成功させましょう




松原『だな。』





撮影クルーつけたのが本当にプラスに働いた。
番組ではタカヤが語る場面もある。



ツアー前にいらん心配させた事を謝罪して
歌への気持ちを語る。
本来はそのままお蔵入りしてもいいくらいなのに、なぜか同情的な扱いになっていた。

今の時代
不倫は取り返しがつかない。
ミュージシャンや芸人は
肥やしだ、と言われていたのはいつの時代だろうって思うくらい。
1ヶ月前になり、久しぶりに自宅に帰り、タカヤのクルーに合流した。




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一軒家 ©著者:愛希

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