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41章:元警察関係者からの助言で救われた
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41章:元警察関係者からの助言で救われた
毎日、毎日、佐々木はドン引きするような話しをしてくる。
私はだんだん慣れてきてしまっていた。
「へぇー、そうかぁ、なるほどねぇ」なんて適当な相槌。
この日の佐々木はいつもと違い、かなり細かい話しをしてきた。
簡単に言うと強奪って言うのかな?
闇金が事務所から売り上げを回収してるところをスタンガン使って奪う。
相手は闇金で稼いだ金だから警察に行けないって。
こいつさぁ、働いてないから暇で時間はあるから、何か調べてたみたい。
ある会社が裏で闇金をしてる。
お金を運んでる男は痩せてるおじさん。
こんなおじさんなら怖くないだろうって。
そんなのわかんないよね。
ボクシング、空手、レスリング、合気道、痩せてても強い人はたくさんいる。
まして闇金のお金を運ぶような重要な役割をしてるなら、実はすごい人かもって考えられないのかな。
こいつ犯罪に興味ありすぎ。
働かないで犯罪で大金を得ようとしてる。
マジで人間のクズだ。
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