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32章:感覚がどんどん麻痺していく自分。 (1/7)

32章:感覚がどんどん麻痺していく自分。

せいちゃんにあげるお金もホスト遊びも麻痺しておかしくなっていく。


だめだめ。
ここで踏ん張らないと。
本当にダメな人間になる。

もうダメだけどこれ以上はまじでだめ。


いじわるチーコはアル中になっていた。
本人は違うって言い張る。
でも私も一応は心配だからさ、
本読んだり心療内科の先生にも聞いてみたよ。


医師免許なんて持ってないけど、チーコアル中だよ。

考えてみたら13歳でシャブやってる。
薬もアルコールも同じようなもん。
依存症になったら解決方法はひたすら我慢するしかない。
断薬、断酒。

じーっと1日、お酒を我慢して眠る。
それの繰り返し。




ヒロキとの店外は楽しかった。
普通のカップルみたく映画みてご飯食べて。


うふふって笑っちゃう。


「田中さん??」って女の声。

「偶然ですね!」って。

知らない女がこっち見てる。

ヒロキの職場の女だった。
清潔感溢れるキレイ女子。
髪なんてふわふわしててカットモデルみたいだ。


「この店、よく来るんですよー」って話してる。

あれ?私のことはシカトですか?

挨拶とか、あっどーも!みたいな愛想はないの?


飲み会の話しとか職場の話しとか、私には全然わかんない。




でも意外だった。

次々話しかけてくる女にヒロキは少しイラだった顔をしていた。
こんな顔するの見たことない。
いつも穏やかで優しい。


女が話してるのに「じゃあ、また会社でね」って話しをぶった切った。

女は不満顔。
私は得意顔。


ヒロキやっぱサイコー!!


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悪口を大声で。 ©著者:メイズ

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