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18章:好きで 好きで 好きで  (7/7)

相変わらず夜フラフラと遊び歩いていた。


偶然せいちゃんに会わないかなぁって思いながら。



今日は、あきらさんの店でタダ飲みかなー、なんてずうずうしく考えていたら「ねぇさん!ねぇさん!」と声が聞こえた。


「ねぇさん、先日はご馳走様でした!」と中年のおじさんに頭を下げられた。

???

誰??

隣に立ってるブスで気がついた。

せいちゃんと同じ組の梅田さんとその彼女だった。



「あぁ、気がつかなくてごめんなさい!」
頭を下げると梅田さんは慌てて「やめてください!」と言った。


そうだ。。せいちゃんの世界では年上でも梅田さんは格下。

一応、せいちゃんの女と紹介された私は陳腐だけど「ねぇさん」だったのだ。


なんでもいいからせいちゃんの事が知りたい。

「お二人はご飯食べました?」

梅田さんは「いや、、それが、、、」と口ごもる。

隣のブスはずっと無表情で無言。



たぶんこの二人はお金がなくてお腹が空いてたんだと思う。

私からの食事の誘いに一瞬二人で目配せしていた。
ラッキーって感じだったんだろう。

この二人から聞き出そうと決めた。



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悪口を大声で。 ©著者:メイズ

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