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16章:私VS顔デカ女 (2/7)

顔デカ女も店で噂になっていた。


ヒロ狙いのウザイ女。


あの金のネックレスの意味がわかった。
父親がヤクザで誕生日に父親からプレゼントされたものだった。


さっすがヤクザ、センスがない!

なんで20歳そこそこの女に100g金ネックレスかね。


そのネックレスを何故かヒロの首にかけた顔デカ。
「ヒロくんがしてていいよ」って言ったらしいけど、さすがにあげるとは言わないんだな。



顔デカはヒロに会うために、ヒロにお持ち帰りされたいが為に眠いのに朝まで粘る。

いつも途中で寝落ちしてた。

そんなに眠いなら帰ればいい。


でも私はなんとなく、どうしてこの女がここまでヒロに執着するのかわかっていた。



ヒロと寝た事があるんだろう。
だから忘れられない。
また抱かれたい。
なんで私を抱いたの。
好きだから抱いたんでしょ。


そんな怨念があるからとにかくしつこい。


私は1度ヒロを問い詰めた。
あの女と寝たんでしょ?

あっさり認めた。

メイズが俺の事、全然眼中にない感じだったし、あの子は一途だからさ、なんとなく流されたって言うか。。。



濡れた子犬が可愛いのと同じだ。

自分を想い恋焦がれる女が可愛くみえて性欲がプラスされた。


セックスした。
ただそれだけの事だ。


でもさ、、、顔デカ、、、あんた男経験どれくらい?


私も人の事は言えないけどさ、ヒロのセックス、すっごい早漏だし小さいよね。

入れて少しですぐイっちゃう。
こっちが気持ちよくなる暇なんてない。

顔デカはあのセックスが忘れられないの?





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悪口を大声で。 ©著者:メイズ

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