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15章:ギラギラ脂ぎった男はお金がある。 (4/4)

ヒロとの同棲が始まった。


ヒロはちょっとおバカだから女客たちに「引越ししたんだー」と話してる。


嫉妬狂いな女たちは「どこに?」と問いただす。


「歩いて帰れる距離」


その頃には何故か常連客の一部に私のマンションが知られていた。


私と暮らしてるって安易に想像できる。


ほとんどの女は飲みにきてヒロに会えればいい。
メイズがいても、それでも想うだけならいいでしょって感じだった。

ただ一人、あの顔デカ女を除いて。


他の女たちは少し私に気を使ってる感じがした。
私に嫌われたらヒロにも嫌われると思ってるんだろう。
私がカラオケを歌うと従業員でもないのに女達は拍手する。
それも盛大に。


そんな事でいい気になるほど単純じゃない。
拍手されるのは嫌だった。。


顔デカ女は愛の溢れる歌詞の歌ばかり歌う。
すごく熱を込めて。
ヒロに想いをぶつけるように歌う。
時々泣いたりもする。

でも私は「絶対に嘘泣きだ!」と思ってたし今でも思ってる。



さっきまで笑ってたのにカラオケで泣き出したりって、、、
それが本気泣きならあんた情緒不安定だよ。


ずっと気になっていた昼職には不釣り合いの100gだろう金のネックレス。
何故かヒロの首にかかっていた。


顔デカ女に喧嘩を売られてる。
そう感じた。。



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悪口を大声で。 ©著者:メイズ

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